ソニーは2月18日、完全ワイヤレスイヤホンに小型、軽量タイプの「WF-H800」を発表した。「WF-1000XM3」の高音質設計を継承したコンパクトモデルになる。発売は2月29日で、想定税別価格は2万2000円前後。
WF-H800はノイズキャンセリング機能をなくし、コンパクトさを追求。WF-1000XM3同様に、ストリーミングや動画配信サービスの音源もハイレゾ級の高解像度音源にアップスケーリングする「DSEE HX」技術を備える。
再生機器から左右のイヤホンそれぞれに同時伝送する方式により、途切れにくく安定した接続を実現。アンテナの構造も最適化し、動画視聴時でも映像と音声の遅延を防ぎ快適な視聴をサポートする。
7.6gのコンパクトボディは、耳の3点で支える「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」により、安定した装着ができるとのこと。出っ張りを抑えることで目立ちにくく、女性でもつけやすいデザインになっている。
あわせて、充電ケースもソニー完全ワイヤレスイヤホンとして最小最軽量の小型を実現。本体のみで8時間、充電ケースと合わせて16時間の連続再生ができるほか、10分の充電で70分の連続再生ができるクイック充電にも対応する。イヤホンには6mmのダイナミックドライバを搭載。レッド、ブラック、アッシュグリーン、オレンジ、ブルーの5色を用意する。
ソニーでは、完全ワイヤレスイヤホンの普及を受け、ソニーストアで購入すると片方のイヤホンをなくしても5000円で新品と交換できる「紛失あんしんサービス」を提供中だ。サービス料は1000円で、有効期間は1年間。新品への交換は期間中の1回のみとなる。2018年4月からサービスを開始しているが、加入率は41%にのぼるという。
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