Twitterで、投稿したツイートを修正する編集ボタンが追加されることはなさそうだ。最高経営責任者(CEO)で共同創業者のJack Dorsey氏は、Wiredが米国時間1月14日に公開した動画インタビューで、Twitterに関してユーザーからの質問に答えた。Dorsey氏は、自らTwitterのプラットフォームの開発に関わってきた。質問の1つが、要望が高い編集ボタンに関するものだった。仮に編集ボタンが導入されれば、多くの頭痛の種が取り除かれるかもしれないが、問題が発生する可能性もある。
2020年に編集ボタンを追加する予定はあるかというユーザーからの質問に、Dorsey氏は「答えはノーだ」と応じた。「われわれはSMSのテキストメッセージサービスとしてスタートした。ご存じのように、テキストメッセージは1度送信すると取り消せない。サービス開始当初のそうした雰囲気と感覚をわれわれは守りたいと考えてきた」と同氏は理由を説明した。
Twitterに編集ボタンがあれば無効なリンクやスペルミスの修正に役立つことは、Dorsey氏も認識しており、公開から60秒はツイートを編集できるようにしようと検討したこともあったという。しかし、リツイートされた後に元のツイートが編集された場合、問題となる場合があるとDorsey氏は述べた。
編集ボタンについて、Dorsey氏は「すべて検討項目には入っている」としながらも、「だが、おそらく絶対採用することはない」と語った。
このほか、ソーシャルネットワークのコンテンツポリシーや、同氏の個人的な習慣についても質問が及んだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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