CNET Japanの編集記者が気になる話題のトピックなどを紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。主にゲームなどのエンターテインメント領域を取材している佐藤が担当。今回は12月14日と15日の2日間、武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナにて開催された、「ラブライブ!」シリーズの「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(ニジガク)によるライブイベント「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 First Live “with You”」 における、2日目の15日開催分の模様をお届けする。
ラブライブ!は、「みんなで叶える物語」をキーワードとして、オールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクト。ニジガクは「ラブライブ!」の「μ's」、「ラブライブ!サンシャイン!!」の「Aqours」に次いで、2017年から活動を開始。アルバムをリリースしているほか、9月から配信を開始したスマートフォン向けゲームアプリ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」(スクスタ)より物語を展開。東京・お台場にある私立高校・虹ヶ咲学園を舞台に、同好会に所属しスクールアイドルとして活動している姿が描かれている。
メンバーの声を担当するキャスト陣がステージに立つライブイベントもシリーズ恒例。ニジガクにおいて楽曲を披露するステージを行ったことはあるが、ワンマンライブはタイトルにもあるように今回が初めて。それでも場内の客席を埋め尽くしただけではなく、立ち見席も販売されたほど。またライブビューイングは全国各地にとどまらず、韓国や台湾、香港といった海外でも上映。主催者によれば、国内ライブビューイング含めて2日間で合計3万5000人を動員したという。
出演したのは、上原歩夢役の大西亜玖璃さん、中須かすみ役の相良茉優さん、桜坂しずく役の前田佳織里さん、朝香果林役の久保田未夢さん、宮下 愛役の村上奈津実さん、近江彼方役の鬼頭明里さん、優木せつ菜役の楠木ともりさん、エマ・ヴェルデ役の指出毬亜さん、天王寺璃奈役の田中ちえ美さんの9人。
ラブライブ!のライブステージでは、実際にアニメーション映像と同様にパフォーマンスを行うことも特徴のひとつ。スクリーンにメンバーたちが歌い踊るアニメーションを流しつつ、キャスト陣も一緒に歌い踊るように見せることで、作品とシンクロした世界を体感できるのが魅力となっている。ニジガクでもそのステージは継承。メンバーそれぞれの個性を表したようなステージ衣装をまとってキャスト陣が登場し、始まりの曲でもある「TOKIMEKI Runners」を披露。会場からは大歓声とコールに包まれていた。
ラブライブ!では、投票や公募などの読者参加企画が数多く行われており、ニジガクでも実施。このライブにおいては、リードしていく“ヘッドライナー”を選ぶ選挙が事前に行われており、1位をせつ菜が獲得。MCは楠木さんが中心となって進行し、個々の自己紹介では、コール&レスポンスでのやり取りも行われた。
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