2010年代を代表する30人(上)ジェフ・ベゾス氏やティム・クック氏など - (page 3)

Eric Mack (Special to CNET News) 翻訳校正: 石橋啓一郎2019年12月17日 07時30分
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Mark Cuban氏

Cuban氏
CES 2013で米CNETが開催したパネルディスカッション「Next Big Thing」に参加したMark Cuban氏
提供:Josh Miller/CNET

 1990年代後半の第1次ドットコムバブルで生まれた億万長者の1人だったCuban氏は、2010年代にそれ以上の存在に変わった。同氏は異分野への進出に成功し、スポーツやエンターテインメント、そして政治の世界でも有名な人物になった。

 もともとCuban氏の資産は、Broadcast.comなどの古いタイプのインターネット事業からのイグジットに成功したことで形成されたものだが、同氏はその後それらの資産を利用してNBAフランチャイズオーナーになり、テレビ番組のパーソナリティーを務め(「Shark Tank」が有名)、Dropbox、Magnolia Pictures、Alyssa's Cookiesなどをはじめとする数十社の企業に投資するなどして、新たなキャリアを築いた。2016年と2020年の大統領選挙では候補になり得る人物としてCuban氏の名前が挙がったが、同氏は家族からの許しなしに立候補することはないと述べている。

Tim Cook氏

Cook氏
WWDC 2019のTim Cook氏
提供:James Martin/CNET

 Steve Jobs氏が2011年に亡くなった後、その責任を引き継ぐのは難しい仕事だったはずだが、Cook氏はこの7年間、Appleの覇権を維持し続けている。Cook氏はJobs氏のような派手な人物ではないかもしれないが、Appleの事業範囲はJobs氏時代以上に広がった。「iPhone」は今も「Android」機器と並ぶモバイルデバイスの選択肢の1つであり、同社はCook氏の指揮下で「Apple Watch」やコンテンツ制作、「Apple Arcade」などの分野に進出し、「Apple Card」で金融の分野にまで踏み込んでいる。

 Cook氏をゲイのアイコンとまで呼ぶのは行きすぎかも知れないが(同氏は2014年に発表したエッセイでゲイであることを告白した)、同氏が世界で最も影響力が大きいLGPTQの1人であることは間違いない。また、Cook氏の伝記を執筆したLeander Kahney氏によれば、同氏の世界観は、Appleをより倫理的で多様性があり、価値中心的な企業にしようとする取り組みの原動力になっているという。

Jack Dorsey氏

Dorsey氏
ひげのない頃のDorsey氏
提供:James Martin/CNET

 2015年にTwitterのCEOに就任したDorsey氏は、それ以来この最もトラフィックが多く、有害な役割を果たすことも多いオンラインプラットフォームの顔を務めている。Twitterはこの10年の間に、中東で起こった革命に影響を与え(これにはエジプトのMubarak大統領の追放も含まれる)、@RealDonaldTrump氏には、米国のどの政治家よりも効果的に支持を集め、ニュースを操るプラットフォームを提供した。Twitterはまた、ヘイトスピーチや、フェイクニュース、誤報の温床ともなっている。同社は新しいルールや技術によってそうした問題に対抗しようとしているが、ルールの適用が不公平だと批判を受けたこともある。

 Dorsey氏はグローバルメディアの再編で中心的な役割を果たしているTwitterの経営者だが、決済サービス企業SquareのCEOも務めており、現在と今後数年間の金銭と情報のグローバルな流れに対して、並外れた影響力を持っていると言えるだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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