セガゲームスは11月13日、PS4用新作ゲーム「龍が如く7 光と闇の行方」の完成披露会を開催。主要キャスト陣が登壇したほか、ゲームに関する新情報を公開した。
本作は、同社が展開している「龍が如く」シリーズ最新作。シリーズの新主人公である「春日一番」が、新たな舞台「横浜・伊勢佐木異人町」で仲間たちと共に成りあがり、巨悪を打ち砕く人間ドラマが描かれている。ジャンルを「ドラマティックRPG」とし、喧嘩アクションとRPGコマンド選択システムが融合した「ライブコマンドRPGバトル」などを導入しているのも特徴となっている。2020年1月16日発売予定で、価格はパッケージ版とダウンロード版ともに8390円(税別)。
シリーズでは著名俳優を起用し、声だけではなく自身の顔をもとに作成した3DCGキャラクターとして出演しているのも特徴。完成披露会では出演している俳優の堤真一さん、安田顕さん、中井貴一さんが登壇。さらに龍が如くシリーズ総合監督の名越稔洋氏や春日一番役を務める中谷一博さん、「『龍が如く最新作』助演女優オーディション」でグランプリを受賞した鎌滝えりさん、審査員特別賞の沢すみれさんと柳いろはさんもあわせて登壇し、トークを展開した。
名越氏は、本作のキーワードになっている“成り上がり”について触れ、技術発展で便利になったものがある一方、いろんなものに対して無責任になったり、情報が蔓延しているなかで、「どうせ……」と思ってしまうようなあきらめの気持ちが先にきてしまうのがもったいないとし、それに対して応援できるのはゲームを含めたエンターティンメントメディアの役割と説く。ひとりひとり目指すものがあり、それは自分次第で切り開くものというメッセージを、作品なりの表現として提案ができていると語った。
本作の主題歌について、湘南乃風と中田ヤスタカさんが初めてタッグを組んで制作された「一番歌」と発表。この楽曲も収録されている最新ストーリートレイラーを公開した。そのトレイラーには、これまでシリーズの主人公として登場していた桐生一馬と思われる人物も映し出されている。あわせて、新しいバトルシステムが体験できる体験版を11月13日から配信を開始した。
(C)SEGA
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」