学習を一人ひとりに最適化するAI学習教材「atama+」を開発・提供するatama plusは11月12日、増進会ホールディングス(Z会グループ)と業務提携したと発表した。新たな学び方の実現とそれを通じた生徒の学力向上を目指すとしている。
具体的には、2020年3月にZ会グループで進学塾などを運営する栄光(教室数:738教室、生徒数:約6万名)の「栄光の個別ビザビ」が、新たにatama+を指導の中心においた教室を開校。さらに133教室でatama+を導入し、その後ほかの教室にも拡大するという。
なお、Z会グループは、傘下のZ会エデュースが運営する「Z会東大個別指導教室プレアデス」において、atama plusの創業当初より同社のAI教材をいち早く実証・導入し、個別指導・集団指導の各ブランドで導入を進めていたという。
その後、同じくグループ傘下のゼニスが運営する、映像×対話式トレーニングで学ぶ新大学入試対策専門塾「大学受験ディアロ」でも、atama+の導入を進めるなど、テクノロジーを活用した“生徒一人ひとりにとって最適な学びづくり”に積極的に取り組んできたという。
今回の大規模導入は、これまでatama+を導入してきたZ会グループの学習塾において、生徒の成績向上や満足度といった面で顕著に効果が表れている実態があり、こうした成果をさらに他の教室サービスブランドへと波及させるためだとしている。
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