ZIRITZは11月6日、自身の資産をスコア化することで、自分の資産レベルに合った投資が可能となる不動産投資スコアリングサービス「StockFormer(ストックフォーマー)」の提供を開始した。
ZIRITZによると、中国では現在、個人の信頼度を数値でスア化する「信用スコア」が浸透しており、日本でも大手企業が信用スコア市場に参入しているという。
また、これまでの不動産投資は、投資家が入手できる不動産マーケット情報が少ないことに加え、自分の資産レベルに見合った不動産を見つける指標がなく、高度な投資とされてきた。
今回のStockFormerサービスでは、個人資産のスコア化で信用を可視化し、投資家同士で不動産売買や融資の経験をシェアすることで、資産レベルの近い投資家の経験を指標に、信頼度の高い投資判断が可能となる。
サービス登録時に保有資産、収入を登録し、作成したポートフォリオから資産スコアを算出。投資家は、算出した資産スコアから、自身が投資家の中でどのランクに位置付けているのかを可視化するポジショニングマップで、自身の資産レベルの把握や、自分のレベルに合った投資家を探すことができる。
資産スコアを介すことで、個人情報を公開することなく、投資家同士で不動産売買の経験をシェアすることが可能。投資家は、不動産会社や専門家から、個人の資産レベルに応じたパーソナライズな提案受けることができる。さらに、投資家が不動産会社や専門家を評価し、実績や信頼度をスコア化できるため、より信頼のおける不動産会社とのマッチングも可能だ。
不動産会社は、投資家の資産スコアを参考に、個人に合った不動産物件をオファーすることが可能。例えば非公開物件を、確実に買える資産を持つ投資家に、直接提案もできる。
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