Intelの圧倒的な支配力から抜け出すのに苦慮している「Windows」デバイスだが、Microsoftは新しい13インチの「Surface Pro X」でIntel製品を使用しないデバイスの開発に挑んだ。Surface Pro Xは、ARMのプロセッサーを搭載するWindowsマシンだ。Microsoftは米国時間10月2日、ニューヨークで開催された毎年恒例の「Surface」ハードウェアイベントで、Surface Pro Xを発表した。Surface Pro XはMicrosoftがQualcommと連携して「Snapdragon」をベースに独自に開発した「SQ1」ARMチップを搭載している。その狙いは、よりスマートフォンに近い、常にネットワークに接続しているWindows体験を提供することだ。
イベントでは、「Android」を搭載した折りたたみスマートフォン「Surface Duo」のほか、「Surface Laptop 3」や「Surface Earbuds」も発表された。
Surface Pro Xは米国で999ドル(約10万7000円)からとなっている。
ベゼルがスリム化し、13インチディスプレイを搭載しながらフットプリントは12インチデバイス並みで、重さはわずか774gだ。ディスプレイは2880×1920ピクセルの「PixelSense」ディスプレイ(267ppi)となっている。キーボード部分には、新しくなった「Surface Slim Pen」を格納する収納スペースがある。ペンはワイヤレス充電が可能で、取り出せばすぐに使えるようになっている。さらにMicrosoft独自規格の電源コネクターに加え、1基ではなく2基の汎用USB-Cポートが用意されている。
そのほか主なSurface Pro Xの仕様は以下の通り:
「Surface Pro 6」のアップデートとなるSurface Pro 7は、要望の多かったUSB-C接続に対応した。
Surface Pro 7の主な仕様は以下の通り。
10万9780円からで2日より予約注文を受け付けている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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