マイクロソフト、Androidベースの折りたたみスマホ「Surface Duo」を発表

 マイクロソフトは、ニューヨークで開催されたSurfaceイベントにて、折りたたみモバイルデバイス「Surface Neo」と、Androidを搭載した折りたたみスマートフォン「Surface Duo」を発表した。本記事では、Surface Duoを紹介する。

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デュアルスクリーンスマホ「Surface Neo」

 Surface Duoは、5.6インチのディスプレイを2枚搭載したデュアルスクリーン仕様となっており、Surface Neoと同じく360度ヒンジを搭載。タブレットのように見開きで使用できるほか、ディスプレイを360度回転させることで、スマートフォンサイズでも利用できる。右側のディスプレイには受話器が確認でき、音声通話も難なくこなせるが、同社としてはスマートフォンではなく、あくまでも最小のSurface端末、新機軸の2in1デバイスとしてアピールしたいようだ。

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9インチディスプレイでWindows 10Xを搭載する「Surface Neo」(右)と、5.6インチディスプレイでAndroidを搭載した「Surface Duo」(左)
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ディスプレイをひっくり返すとスマートフォンサイズになる。ディスプレイの上には受話器が見える

 OSは、Windows 10Xを搭載するSurface Neoと異なり、グーグルとのパートナーシップによりAndroidを採用する。UIは、Windows 10Xに似ており、デュアルスクリーンを生かした異なるアプリの同時表示、一つのアプリのフルスクリーン表示などが利用可能。デモでは、OutlookやAndroid向けのOfficeアプリなど、マイクロソフトのサービスをスムーズに操作していた。また、Neoのようにハードウェアのキーボードはないものの、バーチャルキーボードでの入力に対応。縦方向で使用すれば、片方のディスプレイにフルスクリーンで表示できる。

 採用するSoCなどハードウェアの詳細については今のところ不明。発売は、Surface Neoと同じく2020年のホリデーシーズンとしている。なお、同社では、Armプロセッサを搭載した「Surface Pro X」、Intelコアを搭載し、待望のUSB TypeCポートを採用した「Surface Pro 7」、13インチと15インチの2種類から選択できる「Surface Laptop」なども同時に発表している。

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GoogleアプリやGoogle Playが確認できる
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片方のディスプレイをコントローラーにして操作も可能。画面にはXboxのロゴが見える
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「Surface Slim Pen」にも対応する

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