三井住友カードは9月25日、事前に登録した同社のクレジットカードを使い、国内店舗におけるGoogle Pay決済に対応したと発表した。あわせて、「Visaのタッチ決済」に対応したプリペイドカード「Visaプリペ」の発行も開始する。
Google Payは、Androidスマートフォンで、ネットショッピングからリアル店舗での買い物まで対応できるグーグルの支払いサービス。今回の対応により、Google Payアプリに同社のクレジットカードを事前登録することで、コンビニエンスストア、スーパー、ドラッグストアなど、国内iD加盟店(決済端末約96.5万台)で、Google Payでの支払いが可能となる。年会費や発行手数料はかからない。
また、同サービス開始にあたり、2019年10月1日から2020年2月29日の期間中に、Google Payにクレジットカードを新規登録した利用者を対象とし、登録されたカードでのGoogle Payの利用代金から最大2000円分を値引きするキャンペーンを実施する。
加えて、同社のスタンダードカードをGoogle Payに登録した利用者は、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンおよび、マクドナルドでの利用でワールドプレゼントのポイントが通常の5倍貯まるほか、2月にスタートした、事前登録した最大3店舗での支払いでポイントが2倍貯まるサービス、上限10万円・合計10万本のショッピングが無料になるキャンペーン「タダチャン!」の対象にもなるという。
Visa プリペは、世界200以上の国と地域のVisa加盟店で利用できる発行手数料無料のプリペイドカード。Visaのタッチ決済は、店舗の読み取り機にカードをタッチするだけで支払うことができる。さらに、Apple Payに登録すれば、国内のiD加盟店でiPhoneなどでタッチ決済が利用可能になるという。
対象は6歳以上(小学生以上)で、申し込み時はメールアドレスと携帯電話番号の登録が必要。有効期限は5年(有効期限の1年前から有効期限到来月の前月26日までの期間にショッピングやチャージがあった場合は、有効期限を更新)。残高上限は30万円。チャージ上限は日30万円、月100万円までとしている。
そのほか、新規発行開始にともない、キャンペーンを開始。9月25日~12月31日までの期間中、12月10日までにVisa プリペに入会し、残高に累計2000円以上チャージしたユーザーに対し、500円を残高に加算するという。
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