「iPhone」や「iPad」のユーザーで、Appleのアプリが「App Store」検索結果の最上位によく表示されることに気づいた人がいるかもしれない。それは気のせいではない。The New York Times(NYT)の米国時間9月9日の記事によると、Appleのアプリは他の関連アプリよりも、App Storeの検索結果で最上位に表示されることが多かったという。
2013年以降の検索結果には、同社のソフトウェアが多数表示されており、中には、14件ものAppleのアプリが表示された後にようやく他の開発元のアプリが現れたケースもあったと、NYTは報じている。AppleはNYTに対し、App Storeの検索結果に問題があるとは思っていないが、7月にアルゴリズムを変更して同社アプリの表示数が少なくなるようにしたことを認めた。
「App Storeの検索が、Appleのアプリのダウンロードを促すように設計または意図されていることはまったくない」と、App Storeを統括するAppleのシニアバイスプレジデントを務めるPhilip Schiller氏はNYTに対して述べた。「ユーザーが望んでいると考えるものに基づいて結果を提示している」(同氏)
アルゴリズムが変更される前は、「card」(カード)、「cloud」(クラウド)、「money」(お金)、「debit」(デビット)などさまざまなキーワードに対して、検索結果の最上位にAppleのアプリが表示されていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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