ダークモードの登場には時間がかかったが、2019年になってようやく普及が進んでいるようだ。今回ダークモードを新たに導入したのはMicrosoftで、この新たな色調のオプションがついに同社のさらなる「Office」アプリ群に追加された。
ダークモードは「Office 2010」のデスクトップアプリで最初に提供されたが、米国時間8月28日から「iOS」と「Android」の「Outlook」アプリと「Office.com」でもこの新たな色調が使えるようになった。
また、「iOS 13」と「iPadOS」により、「iPhone」と「iPad」でもダークモードが使えるようになる。「Microsoft Office」のデザインを統括するJon Friedman氏はブログ投稿で、同社はiOS 13のリリースに伴い「モバイルアプリの『Word』『Excel』『OneNote』『PowerPoint』『SharePoint』『OneDrive』『Planner』『To-Do』でもダークモードが使えるようにする」と述べた。今後ウェブ版のPlannerとOneDriveでも使えるようになるとしたが、時期については明らかにしていない。
目に優しいと感じる人がいることに加えて、Microsoftはダークモートが「旅行や長時間の外出の際にバッテリー消費を節約できる可能性もある」としている。Android版Outlookでは、デバイスの「バッテリーセーバー」がオンになっていると自動的にダークモードに切り替わるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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