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グーグルの元エンジニア、自動運転技術を盗んだ罪で起訴

Richard Nieva (CNET News) 翻訳校正: 編集部2019年08月28日 09時03分
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 Googleの元エンジニアであるAnthony Levandowski氏が米国時間8月27日、同社の企業秘密の窃盗または窃盗未遂による33件の罪で起訴されたことを、連邦検事局が明らかにした。同氏は、Googleを退職して自動運転車事業を立ち上げる前に、その準備として窃盗を働いたとされている。

Levandowski氏
Levandowski氏
提供:Getty

 今回の窃盗容疑は、Googleの自動運転車部門(現Waymo)とUberの間で繰り広げられた、誰もが知る2年前の苦々しい訴訟の発端とされている。今回嫌疑がかけられているのは、Levandowski氏のOttoでの取り組みだ。Ottoは、Levandowski氏が創設した自動運転トラック開発企業で、2016年にUberに買収されている。Googleは、Levandowski氏が自動運転技術の研究に関する1万4000件の「極秘」ファイルをダウンロードし、Ottoに持ち出したと主張している。

 Levandowski氏は、カリフォルニア州サンノゼの連邦大陪審によって起訴された。有罪が確定すれば、最大10年の禁固刑と25万ドル(約2600万円)の罰金が科される可能性があると米司法省は述べた。

 今回の発表は、長期にわたって繰り広げられているWaymoとUberの法的争いにおける最新の動きだ。両社の争いは、2018年にサンフランシスコで裁判となった。これにより、通常は社内の取り組みを世間から隠そうとする大手ハイテク企業が、いちかばちかの賭けに出る様子を珍しくも垣間見ることができた。しかし、少なくとも3週間は続くとみられた裁判の開始からわずか数日で、両社は突然和解し、WaymoはUber株式の0.34%を取得することになった。

 米司法省の起訴状によると、Levandowski氏はLiDAR(光検出と測距)技術に関連する機密情報を窃盗したとされている。この技術により、自動運転車は周囲の環境を「把握」して、交通、歩行者、二輪車などの障害物を検出することができる。Levandowski氏がダウンロードしたファイルには、回路基板配線図、ライダーの設置と試験の手順書、社内向けのトラッキングに関する文書などが含まれていたと、米司法省は述べている。

 「私たちはみな、職を変える権利がある」と米連邦検事のDavid L. Anderson氏は声明で述べ、「私たちの誰も、ポケットをいっぱいにしてドアを出ていく権利はない。窃盗はイノベーションではない」とした。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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