Googleは先週、2018年に買収したモバイル学習アプリ「Socratic」の刷新版をリリースした。アップデートされたアプリは、人工知能(AI)を利用する機能を備えており、他の「Google for Education」の取り組みとともに、米国の新学期(通常9月~)に合わせて提供されている。
Socraticは、高校生や大学生の教室外での学習を支援するアプリだ。学生は問題を解く上で助けが欲しい場合、Socraticアプリを使用し、音声で質問をしたり、教材の問題の写真を撮影したりすることができる。するとこのアプリが、ウェブから関連する情報を検索する。
学生が複雑な問題を解こうとする場合、このアプリはアルゴリズムを使用して、さらに詳しい説明が必要になりそうな基本的な概念を特定できるようになった。Googleによると、例えば、学生は平方根式の写真を撮影して、平方根を簡約する方法など解き方を理解するためのヒントを得ることができる。
このアプリは現在、高等教育や高校レベルのトピックの1000を超えるガイドを提供している。
新しいアプリは「iOS」で利用可能になっており、「Android」には2019年秋に提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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