「Galaxy Note10」シリーズのスマートフォンを発表したばかりのサムスンは、1億800万画素のモバイル機器向けイメージセンサーによるカメラの未来に既に目を向けている。同社は米国時間8月12日、小米科技(シャオミ)と提携して開発した1/1.33インチの「ISOCELL Bright HMX」を発表した。
明るい環境では1億800万画素の写真が撮影可能で、暗い環境では同社の「Tetracell」技術によってより多くの光を集め、2700万画素の画像を生成することができる。動画については、6K/30fpsでの撮影が可能だ。
サムスンのセンサー事業担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるYongin Park氏によると、1億画素を超える写真が撮影可能な、世界初のモバイル機器向けイメージセンサーだという。
「少数の最高機種のDSLR(デジタル一眼レフ)カメラでしかこれまで提供されていなかった画像解像度が、スマートフォンに搭載できるようになったことをとてもうれしく思う」と、シャオミの共同創設者で社長のLin Bin氏は声明で述べた。
量産は8月中に開始される。サムスンは、どのスマートフォンに最初にISOCELL Bright HMXが搭載されるかは明らかにしなかったが、シャオミと提携していることから、シャオミのスマートフォンになると考えられる。
シャオミはコメントを避けた。サムスンにも詳しいコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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