UPDATE サムスンは米国時間8月7日、ニューヨークでイベントを開催し、6.3インチのGalaxy Note10と6.8インチの「Galaxy Note10+」を発表した。いずれもLTE版と5G版を備える。ほぼベゼルレスの「Cinematic Infinity Display」を搭載し、Note10は背面にカメラ3基、Note10+は4基を装備する。
価格はNote10が949ドル(約10万1000円)から、Note10+が1099ドル(約11万7000円)から。カラーリングは高級感を増し、うち2つの色では、背面が虹のように輝くプリズム風の仕上げになっている。
「S Pen」関連ではジェスチャー機能が導入され、空中でペンを振ることで画面をスワイプするといった操作が可能になった。Note10より10+のほうがバッテリーとRAMの容量が大きい。なおNote10ではmicroSDカードスロットが搭載されない。両モデルで無線充電がやや高速化された。
チップセットは通常版も5G版も同じ「Qualcomm Snapdragon 855」だ。Note10+の5G版は、米国ではまずVerizonで販売され、今後順次T-MobileやAT&T、Sprintに販売対象を広げる予定だ。Note10+の5G版の販売価格は1299ドル(約13万8000円)で、「Galaxy S10 5G」と同一に設定されている。Note10の5G版については米国以外の地域で発売する意向で、英国やオーストラリアなどが対象となるとみられる。
両モデルは同社の主力スマートフォンとして初めて、イヤホンジャックなしで出荷される。Appleの「iPhone」やまもなく発売予定の「Galaxy Fold」など、Bluetooth対応ワイヤレスイヤホンを主に使用するように設計された他の端末に倣う形だ。
Bluetoothイヤホンは同梱されないが、本体のUSB-Cポートに接続可能な有線のAKG製イヤホンが同梱される予定だ。
サムスンは米CNETに対し、「Galaxy S」と「Galaxy Note」の購入者を対象とした独自調査で、大多数(約70%)がイヤホンジャックではなくBluetoothを利用していることがわかったと述べた。
サムスンは、イヤホンジャックを廃止することのもう一つの副次的メリットとして、画面周りのベゼル幅を狭くすることができると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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