Appleは、「Apple Card」で暗号資産(仮想通貨)の購入を禁止する見通しのようだ。
Apple Card事業でAppleと提携するGoldman Sachs Group Inc.のウェブサイトに米国時間8月2日に掲載された規約「Apple Card Customer Agreement」には、「キャッシングサービスや現金同等物(中略)の取引にアカウントを使用したり、アカウントを使用することを許可したりしてはならない」と記載されている。トラベラーズチェックやマネーオーダー、宝くじ、カジノのゲームチップ、仮想通貨などが挙げられている。
Reutersは、CitigroupとJPMorgan Chaseもクレジットカードを利用してビットコインなどの仮想通貨を購入することを禁止しており、価格変動が激しいことから、消費者が返済できない負債を抱える可能性を懸念していると報じている。
9to5Macは規約の別の箇所に言及している。Apple Cardの所有者は、脱獄(jailbreaking)で改変されるなどした「iPhone」と連携したアカウントを使用することはできないという。
Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は7月30日、第3会計四半期決算報告の電話会見で、Apple Cardを8月にリリースすることを明らかにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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