Facebookが米連邦取引委員会(FTC)との間に抱える問題は当面決着しそうにない。The Wall Street Journal(WSJ)の記事によると、FTCは、FacebookによるInstagramやWhatsAppなどの買収が、競争を抑制する戦略の一環だったかどうかを調査しているという。
Facebookは先週、FTCが同社に対する反トラスト調査を開始していることを公表したが、詳細は明らかにしていない。またFTCは、プライバシー保護対策の不備などに関連し、Facebookに50億ドル(約5400億円)の制裁金を科すと発表している。FTCがハイテク企業に科した制裁金としては最高額となる。
WSJは事情を知る複数の人物の話として、FTCは新たにFacebookによる買収について調査しており、Facebookが買収した企業の創業者らに連絡を取っていると報じている。
FTCとFacebookはコメントを控えた。
米司法省も、Facebook、Apple、Google、Amazonなどのハイテク企業を対象に、反トラスト問題を調査している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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