Facebookは米国時間7月24日、2019年度第2四半期(6月30日締め)の決算を発表した。これによると、同社のサイトには依然として膨大な数のユーザーがログインしているようだ。世界最大のソーシャルネットワークである同社によると、第2四半期の月間利用者数は24億1000万人と、前年同期比で8%増加した。
売上高は約169億ドルで、Thomson Reutersがまとめたアナリスト予測平均の165億ドルを上回った。
一方、純利益は約26億ドル(1株あたり0.91ドル)で、アナリスト予測の1.85ドルを下回った。Facebookによれば、米連邦取引委員会(FTC)との和解に伴う法的費用など、複数の支出が利益に影響したという。
Facebookの最高経営責任者(CEO)で共同創業者のMark Zuckerberg氏はアナリストとの電話会議で、反トラスト法がらみの問題については触れなかったものの、ユーザーのプライバシーを保護し、Facebookのプラットフォーム経由でユーザーデータにアクセスする開発者を監視すると断言した。
「当社にとって、これは大きな転換点だ」とZuckerberg氏は述べた。「当社が構築しているサービスを、数十億人が毎日信頼して利用し、彼らにとって大切な人たちとコミュニケーションをとっている。プライバシーは当社が提供するサービスにとって以前から重要なものだが、ソーシャルネットワークに対する当社の未来のビジョンにとって、ますます中心的な位置を占めるようになっている」とZuckerberg氏は語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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