楽天は8月1日、米国を拠点に映画の製作・配給を手掛けるThe H Collectiveと、合弁による映画製作会社「Rakuten H Collective Studio」を日本に設立することで合意したと発表した。
Rakuten H Collective Studioでは、自社による映画製作や出資、著作権管理、映像ソフトの制作や販売などを包括的に行うという。また、映画自体の製作に加え、各作品における世界観やキャラクター、楽曲を活用した音楽、コミック、ゲームコンテンツや関連グッズの商品化、プロダクトプレイスメントによる広告商品の販売などにも取り組む予定。
The H Collectiveは、アーロン・W・サラが脚本を手掛けるホラー映画でクリスティーン・クロコスが監督を務める予定の「The Beast(原題)」や、「John Wick(邦題:ジョン・ウィック)」シリーズの脚本家であるデレク・コルスタッドが脚本を手掛ける双銃使いの主人公による復讐劇を描いたアクション映画「The Remainder(原題)」といったハリウッド実写映画作品を製作していく予定だという。
両社はこれまで、2019年5月に締結した映画配給会社の日本における設立に関する契約に基づき、主にThe H Collectiveがプロデュースする映画作品を日本で配給する合弁会社として「Rakuten Distribution」を設立している。Rakuten Distributionによる配給第一作作品「Brightburn(原題)」は、東宝東和との共同配給で、今秋に日本で公開される予定。
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