JVCケンウッドグループが映像、音響、無線技術をいかしたソリューション事業を進めている。7月22~23日の2日間、東京・秋葉原のアキバ・スクエアで「JVCケンウッド ソリューションフェア 2019」を開催。13のテーマをもとにソリューション展示を実施した。
JVCケンウッドと聞くと、スピーカーやヘッドホン、カーナビゲーションといった機器を思い浮かべがちだが、会議システムや医療向け機器などB2B事業も積極的に展開している。従来までは、映像、音響、通信関連機器とシステムソリューションの開発、製造を手がけるJVCケンウッド・公共産業システムのみで運営していたが、今回初めて、グループの総合イベントとして開催した。
会場は、映像活用、映像セキュリティ、画像解析、空間・音響、防災・減災、エンジニアリング、デジタルトランスフォーメーション(DX)、オートモーティブ、無線システム、ヘルスケア、蓄電池、感性、デザインの13テーマに分けてソリューション展示を実施。最新事例から参考出品まで、最先端の技術を披露したほか、BCP危機管理やイノベーションなどをテーマとした各種セミナーも開かれた。