製品品質の向上に向けた取り組みにも力を入れている。飯山工場に用意されている品質管理部門では、テクノロジー、ファクトリー、セールス、サービス、リペアと5つの部門の品質向上を目指している。
このうち、テクノロジークオリティーを高める取り組みとしては、飯山工場内に設置された各種試験装置などを利用して、温度ストレス試験や静電気試験、振動落下試験などの環境試験を実施することで品質向上に努めている。特に電源やACアダプター、バッテリーについては重点的に特性チェックや品質管理を行っているという。
また、多種多様な製品生産でも均一な品質を実現するために、生産工場ではスキルマップによるスタッフ管理や、生産ローテーションによる生産スキルアップ、第三者による生産内容の2重チェックを行っている。また、生産した製品すべてに数時間の負荷テストを実施することで生産不良の削減や部品不良の早期発見につなげるとのこと。こういった努力により、製品の不良率が近年大幅に低減し、品質向上に繋がっていると胸を張った。
合わせて、順次販売予定の新製品や、開発中の製品なども紹介。開発中の製品としては、4K表示対応の15.6型有機ELディスプレイ搭載のクリエイター向けノートPCや、AMDのRadeon RX Verge M GH搭載のCore i7-8709Gを搭載する13.3型ゲーミングノートPCを紹介。また、マウスコンピューターとして初となるAMD製プロセッサ搭載ノートPCも開発中であると発表した。
この他ほか、ナローベゼルディスプレイを採用する15.6型メインストリームノートPC「m-Book B509H」、クリエイター向けの薄型軽量14型ノートPC「DAIV-NG4300U1-M2S10」、ナローベゼルディスプレイ採用の15.6型ゲーミングノートPC「NEXTGEAR-NOTE i5350SA1」などを披露した。
取材協力:マウスコンピューター
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