オンラインプログラミングスクール「TechAcademyジュニア」を運営するキラメックスは6月11日、駒込学園 駒込中学校にTechAcademyジュニアのコンテンツの提供を開始したと発表した。同サービスが中学校へ導入される初めて。
駒込学園 駒込中学校では、希望する生徒を対象に放課後の時間を活用して、週1回1〜2時間ほどプログラミング教室を開催する。まず初めに、TechAcademyジュニアのコンテンツの中から、子ども向けのビジュアルプログラミング言語として世界的に教育現場で活用されているScratchのコースを動画で学ぶという。教材を動画完結で学べるため、専門知識を持つ教員を配置することなく、生徒たちのプログラミング学習を支援できるとしている。
2020年度より小学校でのプログラミング教育が必修化され、各教育段階におけるプログラミング教育の本格化が進んでいく中、学校現場においてはプログラミング教育人材の不足が予測されていると同社は説明。民間の教育サービスとして、今回の取り組みのように学校が自ら専門教育人材の育成や採用をすることなく、生徒たちにプログラミング学習の機会を提供するための支援を進めていくとしている。
TechAcademyジュニアでは、プログラミングを学び課題解決する力を養うことで、子どもたちが、10年後にも役立つスキルを習得できる機会を提供することを目指している。今回の取り組みを皮切りに、テクノロジー人材を育成するコンテンツと仕組みを全国の教育現場に展開し、民間教育と公教育の連携による新しい学習機会提供の形を模索するという。
また、プログラミング学習教育を検討している教育機関などに対して、今後もサービスを提供する予定。さらに、入門コンテンツであるScratchを習得し、より本格的な自主学習をしたい学生向けに、実践的なプログラミング教育も提供していく予定だという。
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