キラメックスは2月26日、子ども向けのプログラミング教室の開業を支援するサービス「TechAcademyキッズ」を4月より提供すると発表した。同日より先行受付を開始する。
同社ではこれまで、社会人向けのプログラミングスクール「TechAcademy」、中高生向けの「TechAcademyジュニア」などのプログラミング教育サービスを提供してきた。
4月から開始するTechAcademyキッズは、これからプログラミング教室を始めたい塾やカルチャースクールの運営者、個人向けのフランチャイズパッケージ。オリジナルのプログラミング学習教材や、教室運営に必要なノウハウを提供するという。
学習内容は、動画で子どもたちが自ら学ぶものとなっており、技術的なサポートも合わせて提供するため、プログラミング未経験でも安心して子どもたちを指導できるとしている。同社では、教材や指導者といった専門知識が必要とされていた課題をTechAcademyキッズで解決し、全国で教室数を拡大させることで、子どもたちのプログラミング学習機会の創出を目指す。
TechAcademyキッズでは、マサチューセッツ工科大学メディアラボが開発したプログラミング学習ソフト「Scratch」を利用している。Scratchは、ビジュアルプログラミング言語と呼ばれるプログラミング言語のひとつで、難しい操作やタイピングは不要。ゲーム感覚で楽しみながら学ぶことができる。
今後は、ウェブアプリやスマートフォンアプリ、ゲーム開発など、子どもたちがステップアップしてプログラミングを学べる学習教材を提供するという。
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