Volkswagen(VW)は、欧州で2025年までに電気自動車(EV)など向け充電ステーションを3万6000カ所設置すると発表した。
計画している充電ステーションの設置場所は、各地にあるVWの工場に加え、欧州全域の都市や大きな街にある約3000軒のVWディーラー店舗など。電力小売り事業を手がけるグループ会社Elli Groupの充電サービス「We Charge」ブランドのほか、VW独自ブランドでも1万1000カ所の充電ステーションを展開する。
この充電ステーション配備計画に向け、VWグループとして合計2億5000万ユーロ(約306億円)の資金を投入する。
なお、VWは事業のEVシフトを強化中。2028年までにグループ全体で70車種弱のモデルでEVを設定する計画。
VWが購入予約を受付中の小型ハッチバックEV「ID.3」は、受付開始から1カ月で申込件数が2万件を超えたそうだ。ちなみに、詳細スペック発表の場となるフランクフルトモーターショーが開催される9月時点で3万件到達を目指している。
#GoodNews: we have now exceeded 20,000 #VWID3 pre-bookings. This is already impressive, given that #prebooking only started one month ago! We originally wanted to reach 30,000 by the #IAA in September. #VWID #emobility #NowYouCan https://t.co/JI1pgsArp4 pic.twitter.com/XSJfHWERgT
— Jürgen Stackmann (@jstackmann) 2019年6月4日
ID.3の予約状況(出典:Twitter)
米CNETの報道によると、ID.3の予約は、開始24時間で1万件を超えていたという。
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