UPDATE Appleは米国時間6月3日、今秋リリース予定の「tvOS 13」によって、「Apple TV」がMicrosoftの「Xbox One」とソニーの「PlayStation 4」の各コントローラーに対応することを発表した。
「『Xbox One S』とPlayStation 4という、2つの最も人気が高く最も優れたゲームコントローラーに対応するようにをサポートを拡張する」と、Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏はWWDC 2019で述べた。
Appleは3月のイベントで、Apple TVと「iOS」向けに独占配信されるゲームを集めた、ゲームサブスクリプションサービス「Arcade」を発表している。
「Apple Arcadeはこの秋、『Apple TV 4K』でも楽しめるようになる予定だ」とCook氏は述べた。
各コントローラーのすべての機能(振動やヘッドホン出力など)がサポートされるかどうかについては、まだ明らかにされていない。
Appleはまた、Apple TVで複数名の家族をサポートすることも発表した。
「Netflix」や「Hulu」など、テレビ番組や映画を視聴するための他の多数のアプリと同様に、AppleのTVアプリも、複数名の家族に対して、お気に入りの番組や映画のプロファイルをそれぞれ個別に作成できるようになるという。
Cook氏はWWDCで、画面の片側に開かれるパネルに、複数名の家族に対してそれぞれ独自のコンテンツが表示できることを示した。変更は、Apple TVアプリの最上部にある「Up Next」に反映される。
Cook氏はさらに、Apple TV向けの「Apple Music」アプリがマルチユーザーをサポートするようになり、複数名の家族に対してそれぞれ異なる楽曲リストが表示されることも発表した。同氏は、テレビ画面に歌詞が表示されることも示し、Apple TV上のApple Musicアプリは「テレビ上の最良の音楽体験」を提供すると述べた。
Cook氏は、海底の画像を含む、Apple TVの新しいスクリーンセーバーも発表した。
マルチユーザーのサポートが発表されたのは、Apple TV向けの「tvOS」上のTVアプリとApple Musicアプリであり、「iPad」や「iPhone」向けのアプリではない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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