「Project Campfire」というのは、「Chromebook」で「Windows」のデスクトップアプリや「Linux」アプリをネイティブに動かそうとするGoogleのプロジェクトだが、日の目を見る前に打ち切られようとしている。AboutChromebooks.comが米国時間5月15日に伝えているように、「AltOS」(Campfireのもっと正式な名称)からコードが削除されたことが、プロジェクトの打ち切りを示している。
AboutChromebooks.comによると、2018年12月以降、Project Campfireにおける活動が静かになったという。
「Pixelbook」などのChromebookでWindowsを動かせれば、使いたいWindowsアプリや必要なWindowsアプリがまだあるというユーザーにとって、ノートPCの新たな選択肢をもたらしてくれたことだろう。
こうした機能を市場に投入するとしても、その前にGoogleはMicrosoftの「Windows 10」ハードウェア認証プロセスにパスする必要があった。それでも2018年のうちは、そうした展開になる可能性が少なくともいくぶんはあると考える向きも多かった。
一応言っておくと、GoogleもMicrosoftも、Campfireの存在をこれまで公式には認めていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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