Googleは間もなく、「Android」ユーザーが現金でアプリの支払いができるようにすると報じられた。TechCrunchによると、Googleは新たな支払方法として「pending transactions」(ペンディング取引)というものを開始するという。
「これは現金や銀行振替、自動引き落としと同様の新しい支払方法だ」と、「Google Play」ストアと「Google Play Games」を担当するエンジニアリングディレクターであるAurash Mahbod氏は米国時間5月8日に年次開発者会議「Google I/O」でTechCrunchに対して述べた。
この機能は、クレジットカードがあまり普及していない新興市場のユーザーを対象としているとMahbod氏は述べた。TechCrunchによると、Androidユーザーは新たな支払方法として、地元の店舗での現金支払いに利用できる支払いコードを受け取ることができ、このコードで支払いをすると10分以内に電子メールでレシートを受け取り、アプリやアプリ内のアイテムを利用し始められるようになっているという。
だが、購入手続きの完了に最大48時間かかる場合があり、返金はGoogle Playストアのクレジットとしてのみで、現金での返金はないとTechCrunchは報じている。
Googleにさらなるコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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