サムスンの「Galaxy Fold」がその驚くべき機能やトラブルで注目を集める一方、最近の最も印象的なスマートフォンの1つである華為技術(ファーウェイ)の「Huawei P30 Pro」は4つの背面カメラの素晴らしさで話題となっている。米CNETのAndrew Hoyle記者はレビュー記事で、「このスマートフォンでズーム撮影した写真と暗所撮影した写真は、私がどのスマートフォンでも見たことがないものだった」と述べている。
そうした中、「JerryRigEverything」というYouTubeチャンネルで、P30 Proとその独特なカメラ機構を分解した新しい動画が公開されている。
特に興味深いのは、光学5倍ズームと50倍のデジタルズームを実現するズームカメラだ。スマートフォンの背面からレンズが飛び出るようになっているのではなく、本体内に横向きに配置され、ペリスコープ(潜望鏡)スタイルのミラーで光をセンサーに導くようになっている。動画を6分のところまで早送りすると、その部分を分解している映像が見られる。
動画では、このペリスコープカメラモジュールを分解し、内部のレンズとズーム機構を示しているほか、スクリーン内に埋め込まれた指紋リーダーについて紹介している。指紋センサーが本体から取り外されると、ディスプレイ上でユーザーが指を当てる部分に小さな穴があるのがはっきりと見て取れる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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