logo

クアルコムが「iPhone」に戻ってくる--これはアップルユーザーの大勝利だ - (page 2)

Jason Perlow (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2019年04月22日 07時30分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Qualcommは、特に西半球では、5Gチップセットの分野で誰もが認める世界的リーダーだ。同社はまた、LTEと5Gの両方で、北米で最も重要な通信キャリア向け機器提供企業でもある。同社の最大の競合相手である華為技術(ファーウェイ)が、米国での輸出違反および企業スパイ行為の可能性についての法的審査の結果、米国その他の通信キャリアから敬遠されるようになった現在はなおさらだ。

 AppleがQualcommとの訴訟を続けていたら、将来的に北米その他の通信キャリアのネットワークを利用するiPhone、iPad、「Apple Watch」にほぼ完全にQualcommの5G製品のみを採用せざるを得ない可能性に直面し、状況はかなり難しくなっていただろう。

 これらの通信企業は、iPhoneと競合するサムスン、Google、LG Electronicsなどの5G対応デバイスを販売するだろう。これらのデバイスも、QualcommがLTE/5Gに完全に最適化した「Snapdragon」のSoCとLTE/5Gのベースバンドプロセッサを搭載する。Appleの立場は明らかに不利だ。Intelのベースバンドチップの相互運用性とスループットについて評価が下がる可能性もある。

 これは、Appleが取り組み続けなければならなかったであろう問題だ。もしIntelのチップを使わなければ、独自に設計する必要がある。そうなると、数十億ドルのコストが掛かり、しかも技術的に、あるいは法的に成功する保証はない。かといって、現在の政治情勢の中では相互運用性を確保するために5Gチップサプライヤーとして中国のファーウェイと取引することも考えられない。

 ともあれ、すべては過去のことだ。Appleは今、前進できる。Appleの5Gの未来とQualcommとの関係、Qualcommの技術の利用は今や安泰だ。Appleの顧客は、これまでの不幸で非生産的な時代がようやく終わったという安堵のため息をつける。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]