Surface Hub 2Sは第8世代の「Core i5」、8GBのDDR4 RAM、128GBのSSDを搭載する。また、ポートはUSB-AとUSB-C/DPをそれぞれ1基ずつ備える(ほかにもRJ45のギガビットイーサネット、HDMI Video入力ポート、Mini-DisplayPortビデオ出力ポートがある)。モニター部には、カメラとデータ用のUSB-Cポート(データまたはFPR)4基を備える。
Microsoftの関係者によれば、Surface Hub 2がほかの同様のデバイスと違うのは「ダイナミックなコラボレーション」が可能な点だという。1つのワークスペース内で複数のユーザーが認証可能なので、クラウドに保管された1つの共有書類に、複数のユーザーが同時にアクセスし、共同作業や保存を行うことができる。
Microsoftは2018年のブログ投稿で、「Surface Hub 2は安定したホワイトボード体験を提供するが、さらにこのホワイトボードは『Windows 10』や『iOS』や『Android』と、異なるOSのデバイス間で共有可能なので、ブレインストーミングの同一セッションに、いつでもどこでも、どのデバイスからでもすぐに戻ることができる」と、このシステムの特色をアピールしていた。
2020年には、2019年に導入するSurface Hub 2ハードウェアを、システムを新たにしてアップデートする計画だ。Surface Hub 2デバイスのモジュールを交換することで、「Surface Hub 2X」に切り替えることが可能で、Surface Hub 2に、従来は2019年に約束されていたいくつかの機能が加わる。
2Xは、「Microsoft 365」(「Office 365」「Windows 10」「Enterprise Mobility + Security」を組み合わせたバンドル)に最適化されている。また、ディスプレイのタイリングや回転、マルチユーザー ログインの有効化といった機能を追加する。
17日のニューヨークのイベントでは2Xデバイスに関する言及はなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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