メインコミュにおいては、ひなたがメインとなるストーリーも実装された。第36話で「君だからできること」と題し、ひなたがセンター公演を行う姿が描かれている。
プロデューサーがひなたに対して、センターを務める公演を打診。不安がるひなたではあるが、徳川まつりと天空橋朋花に励まされる形で引き受ける。
レッスンでは、なかなか自信が持てないひなたに、まつりが元気が出るように「はいほー!」と言うようにうながし、元気を取り戻す。その出来事から、元気を出すおまじないを考えてみたら、とプロデューサーからうながされる一幕も。
そんなレッスン中のところに、亜美と真美が喧嘩をしながら登場。真美が育てている盆栽の“ボンノスケ”に亜美がジュースをかけてしまい、シオシオの状態になってしまったという。それを見てひなたは……、ここから先は見てのお楽しみとなるのだが、“ひなただからできること”を通して、自信をつけていくお話が展開される。これにあわせて、ひなたが歌うソロ曲「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」(あのね、)が追加。カントリー・ミュージックをイメージさせる、心がほっこりするような楽曲となっている。ちなみに、コミュのなかに出てくるシーンやセリフの一部には、この歌とリンクするようなところもあるため、曲を聴いてから再度コミュを見て発見する楽しみもある。
田舎から出てきた女の子が、慣れない都会での生活や華やかなアイドル活動とのギャップに戸惑いながらも、練習をしてステージに立ち、この曲を一生懸命歌う……そんな光景が思い浮かぶような、心温まるメインコミュと楽曲であり、さらに、いつはかこの姿をおじいちゃんおばあちゃん、そして家族が見守るようなことがあればいいなと思わせるようなものとなっている。
ちなみに、あのね、でのスペシャルアピールは、カードのN+(木下ひなた+)のポーズを再現したもの。またあのね、はミリオンライブ!シリーズにおける初めてのひなたソロ曲でもあるため、“最初のアイドルとなったときのポーズ”をこの曲でとっている思うと、個人的には少しグッとくるところでもあることを付記しておきたい。
(C)窪岡俊之 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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