Facebookは、「Messenger」サービスの一部をメインアプリに再び統合することを検討している可能性がある。
ソーシャルメディアアプリのリバースエンジニアリングで知られている研究者のJane Manchun Wong氏が米国時間4月12日、FacebookのアプリのスクリーンショットをTwitterに投稿した。Messengerのアイコンが右上の隅にあり、タップするとMessengerの受信箱が表示される。
Wong氏は、「現時点では、この新しい『Chats』セクションには、基本的なチャット機能しかないようだ」と述べている。「メッセージへのリアクション、通話の発信、写真の送信などを実行するにはやはり、Messengerアプリを起動する必要がある」(Wong氏)
Facebook is bringing the Chats back to the app for preparing integrated messaging
— Jane Manchun Wong (@wongmjane) 2019年4月12日
Tip @Techmeme pic.twitter.com/LABK7qrk0e
Facebookがメッセージング機能をメインアプリに再統合すれば、大きく方針が変わることになりそうだ。2014年より、ユーザーがMessengerをモバイル端末で使い続けるには、スタンドアロンアプリをダウンロードする必要があった。Facebookは同年、WhatsAppを買収している。現在、この2つのサービスのチャットとメッセージング機能とともにInstagramを統合しようと準備していると報じられている。
Facebookの広報担当者は、現時点でそれ以上の詳しい情報は共有できないと述べた。
広報担当者は、「ユーザーがFacebookアプリ内で、メッセージングをより快適に利用できるようにするための方法をテストしている」とし、「Messengerは今後も、10億人を超える月間ユーザーを擁する機能豊富なスタンドアロンメッセージングアプリとして、ユーザーや、関心のある企業をつなぐ役割を果たしていく」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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