クックパッドは4月10日、生鮮食品EC「クックパッドマート」の受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」をスタートした。
マートステーションは、地域(駅やコンビニ、ドラッグストアやマンションなど)に設置された生鮮宅配ボックス。利用者のみスマートフォンのアプリから解錠可能なスマートロックを採用している。これにより、指定したマートステーションに配送された商品を、安全かつ、帰宅途中などで受け取れるようになる。
現在、東京の一部地域でスタートしており、学芸大学や三軒茶屋駅周辺のドラッグストアやクリーニング店などで受け取れる。
専用のアプリはiOS版とAndroid版を用意。ダウンロードして商品を選び、受け取り場所に行って受け取るという流れだ。送料は無料。
同社によると、地域住民の利便性向上や地域活性化、設置店舗への来店促進や継続利用のきっかけとしても期待できるという。また、費用負担もなくメンテナンスや管理の必要がないため、空き物件や空きスペースの有効活用できるとしている。
同社では、マートステーションを設置するオーナー(法人・個人)の募集も開始している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」