Googleは米国時間4月1日、作成した電子メールを後日送信するように設定できる「Gmail」の新機能を発表した。
Googleによると、この機能は、勤務時間でない時間に相手の都合を尊重できるようにするために設計されたという。ユーザーは、「翌日午前」や「翌日午後」など、提案された候補の中から送信時間を選択するか、具体的な日時を設定することができる。
この新機能は、Gmail誕生15周年の一環として発表された。Googleが検索以外で提供する初のサービスとなったGmailは現在、15億人の月間ユーザーを擁する。
この新しいスケジューリング機能に加えて、Googleは1日、「Smart Compose(スマート作成)」機能をすべての「Android」スマートフォンで利用できるようにするとも述べた。Smart Composeは、人工知能(AI)を活用してユーザーが電子メールに次に入力するテキストを予測するもの。この機能はこれまで、PCとGoogleの「Pixel」スマートフォンでしか利用できなかった。同社によると、「iOS」にも「近いうちに」提供されるという。また、Smart Composeの対応言語に、これまでの英語に加えてスペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語の4つが追加される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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