「第3世代バタフライキーボードの一部に問題が見られる」--アップルが謝罪

Shelby Brown (CNET News) 翻訳校正: 編集部2019年03月28日 09時15分

 Appleは米国時間3月27日、一部の「MacBook」に同社の最新バタフライキーボードに関する問題が存在することを認めた。もっとも、ほとんどの端末で問題は解消されているという。

 「今も第3世代バタフライキーボードを利用するユーザーの一部の間で問題が見られることを認識しており、申し訳なく思っている」とAppleの広報担当者は電子メールで述べた。「Macのノートブックの大多数のユーザーは、快適に端末を使用している」(Apple広報担当者)

 27日にはこれに先立ち、The Wall Street Journal(WSJ)がこの問題に関する遊び心あるインタラクティブなコラムを公開した。同ニュースサイトを訪問すると、キーボードに問題を抱えるユーザーらがこれまでに遭遇した問題を反映した記事を読む(あるいは、少なくとも読もうと努力する)ことができる。記事には、Rがなかったり、Eがないか2つ続いていたり、Tか2つ続いて表示されたりする。また読者は、問題を取り除くためにさまざまなスイッチを切り替えることができるが、それでも読みやすくならない。

 2018年モデルの「MacBook Pro」はキーボードが粉塵から保護する設計が施されているとされ、それによって、キーが反応しなかったり跳ね返ってこなかったりといった、報告されていた問題が解決されるだろうと期待されていた。

 2018年5月にはMacBookとMacBook Proでの「バタフライスイッチキーボード」の採用をめぐって、Appleに対する2つの訴訟が提起された。2つ目の訴訟では原告側が、Appleが2015年に発表したバタフライキーボードに不具合があると主張している。

 Appleは28日、問題に悩まされている顧客はAppleCareに連絡してほしいと述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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