英国で現地時間3月21日、欧州連合(EU)からの離脱の手続きを定めたリスボン条約第50条の廃止とEU残留を求める嘆願書に大きな注目が集まったことにより、英議会の嘆願書サイトには「メンテナンスのため閉鎖中」との通知が表示された。
嘆願書サイトは20日の夜間にアクセスが急増した後、短時間利用できない状態に何度か陥った。
英下院の広報担当者は、「サイト利用者の増加により、嘆願書サイトに問題が発生していることは把握している。人々が嘆願書に署名したことと、署名数の変化を確認するためにサイトを再読み込みしたことが合わさったものだ。われわれはこの問題をできるだけ早く解決できるよう努めている」と述べた。
本稿掲載時点で、英国のEU離脱(Brexit)の中止を求める嘆願書の署名数は、223万人を超えている。英議会の規則では、署名が10万人に達した嘆願書は審議が検討され、政府は3日以内に回答する必要があると定められている。
Theresa May首相の20日の演説を受けて、署名の数は急増した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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