自宅を旅行者に貸し出すというコンセプトで創業したAirbnbが、ホテル事業への進出を急ピッチで進めているようだ。
Airbnbは米国時間3月7日、ホテル予約アプリのHotelTonightを買収する契約を締結したと発表した。買収金額は非公表だが、Airbnbで過去最大規模の買収になる見通しのようだ。
Airbnbは、2019年中に新規株式公開(IPO)を計画しているとみられる。ニューヨークやニューオーリンズ、パリなどの都市で、数年にわたって規制当局と係争を繰り広げてきたAirbnbは、自社が成長可能であることを投資家らに示す必要がある。
Airbnbは7日、声明で「Airbnbは、宿泊、体験、移動といった旅の始まりから終わりまでをワンストップで提供するエンドツーエンドのトラベルプラットフォームを構築し、旅の新しいかたちについて考えている」と述べた。
HotelTonightは、宿泊直前にホテルを予約できる人気の高い予約アプリを提供している。ブティックホテルや独立系ホテルを主に取り扱う株式非公開企業だ。Bloombergによると、評価額は4億5000万ドル以上だという。
Airbnbは、HotelTonightを買収することで、特に直前でも宿泊先を容易に見つけられるようになると述べている。また、Airbnbの利用者の間で、ブティックホテルの需要が高まっており、そうした要望に応えるさらなるサービスを実現したいとしている。
これまでにAirbnbは、高級バケーションレンタルを扱うLuxury Retreatsや、レストラン予約サイトの新興企業のResyなど、複数のホスピタリティ企業の買収や出資を実施している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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