Airbnbは、企業とオフサイトミーティング用レンタルスペースをつなぐデンマークの企業Gaest.comを買収すると発表した。この買収により、Airbnbのエンタープライズ事業は拡大に拍車がかかるだろう。
Airbnbはすでに「Airbnb for Work」により、同社のプラットフォーム上で出張者向けに宿泊予約サービスを提供している。
Airbnbはブログ記事で次のように述べている。「チームは今後、出張だけでなく、オフサイトおよびミーティングでのチーム育成や顧客の移転にサービスを拡大することで、Airbnbの最高のサービスをプロフェッショナルの世界にもたらすことに力を入れていく」
「われわれが思い描く世界は、誰もがプロフェッショナルなイベントのスペース、さらに長期的には祝賀行事のスペースを共有できる世界だ」(Airbnb)
2015年にデンマークで創業したGaest.comは現在、6大陸で事業を展開している。ゲストはGaest.com上で、面接、会議、ワークショップ、チーム育成イベントだけでなく、写真撮影のスペースも予約できる。このプラットフォームによりホスト側は、貸し出すスペースをサイトに掲載できるほか、滞在を充実させる付加サービスを提供する選択肢もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」