Appleは現地時間2月14日、ドイツ直営店での旧型「iPhone」の販売を再開すると述べた。これらの製品は2018年12月、AppleがQualcommと特許係争を繰り広げていた中、販売の差し止めが命じられていた。販売再開に関して、Reutersが先に報じた。
Appleは、ドイツの裁判所の判決に従うため、旧型端末にIntel製チップの搭載を中止する。
Appleの広報担当者は電子メールで、「iPhoneの全機種をドイツの顧客に再び確実に提供するために、ドイツでIntel製チップを使用せず、Qualcommのチップを搭載した端末を出荷せざるをえない」と述べた。「Qualcommは、あらゆる手段を使って競争を阻止しようとしており、消費者に悪影響を与えるとともに、業界のイノベーションを抑制している」
米CNETはQualcommにコメントを求めたが、回答は得られていない。
Qualcommは12月、Appleに対する特許侵害訴訟で勝訴した。ミュンヘンの裁判所は、スマートフォンの省電力に関するQualcommの技術をAppleが侵害していると判断し、Appleに対してドイツでの「iPhone 7」と「iPhone 8」の販売差し止めを命じていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力