ソフトウェアがハードウェアに物理的なダメージを与えたという話を耳にすることはあまりなく、一般的な事例とは言いがたい。「Adobe Premiere Pro CC」の公式フォーラムに投稿された「Premiereのせいで『MacBook Pro』のスピーカが壊れた」というスレッドが大きな注目を集めているのは、そのためだ。
このような苦情がユーザーの間で広がっているわけではないものの、9to5Macがこの件について報じると、「(同じことが)私にも起こった」とするコメントが9to5MacのTwitterアカウントに相次いだ。また、この問題が起こるのはMacBook Proの2018年モデル、それも15インチ版に限られているようだ。
現時点では、この症状が発生する理由や条件をめぐって、さまざまな説が飛び交っている。「ひどいノイズ」と同時に起こるらしいという意見もあれば、「オーディオクリップの再生中にエフェクトを適用したことで発生したようだ」という報告もある。なお、ヘッドホンを使用中にノイズが発生したという報告も複数あるが、ヘッドホンが壊れたという話は確認できなかった。
この問題が報告されたのは2018年11月にまでさかのぼるが、今も新たな報告が続いている。
この件についてAppleにコメントを求めたが、回答は得られていない。Adobeは、この問題について調査したうえで返答すると米CNETに約束した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」