新型「MacBook Pro」の性能をめぐって批判を浴びているAppleは、新しいソフトウェアアップデートが憤慨するパワーユーザーの頭を冷やしてくれるのではと期待している。
発熱によってスロットリングが作動して性能が低下するという複数の報告を受けて、Appleは、原因は単純なソフトウェアのバグだったと判断し、これを修正するアップデートをリリースした。
Appleの広報担当者は米国時間7月24日、米CNETに対して以下のように説明した。「さまざまな負荷の下での徹底的な性能試験に基づき、ファームウェアにデジタルキーが欠けていることが判明した。それが、熱管理システムに影響を与え、新型MacBook Proに高い熱負荷がかかった場合にクロック速度を引き下げる可能性がある」「バグ修正は、本日リリースする『macOS High Sierra 10.13.6 Supplemental Update』に含まれており、これを推奨する」
「新しいシステムで最適な性能を体験できなかった顧客に謝罪する。当社のウェブサイトに示されている性能結果のとおり、15インチの新型MacBook Proは70%高速で、13インチのTouch Bar搭載MacBook Proは最大2倍高速であると期待することができる」(Apple)
この問題については、ユーチューバーのDave Lee氏が最初に指摘し、発熱とスロットリングをデモンストレーションする動画を公開していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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