サムスンが、新しいモバイルインターフェース「One UI」の提供を米国で開始したようだ。
Xfinity Mobileは米国時間1月29日、サムスンの「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」で、One UIを導入するアップデートを開始したことを明らかにしたという。さらに他の通信事業者でも、数日から数週間以内にS9とS9+、「Galaxy Note9」でこのアップデートの配信が開始されると、サムスンの広報担当者は述べている。
サムスンは2018年11月の開発者会議で、One UIを発表した。One UIはデザインが一新され、Googleの「Android 9 Pie」をベースとする。新しいスマートフォンがこれまでより大きなディスプレイや折りたたみ式デザインが採用するようになっても、ユーザーが違和感なく操作できるようにする狙いがある。
One UIインターフェースは、ユーザーが混乱したり、集中力を削がれたりすることなく使えるよう設計されている。最もよく使用する機能を最初に表示したり、ボタンを親指が届く範囲に配置したりするといった工夫が新たに施された。これにより、画面の上半分にコンテンツを表示しながら、下半分の部分で操作できる。また画面の見やすさを向上させており、長時間ディスプレイを見ていても快適だという。
サムスンは、「Galaxy S10」や折りたたみ式スマートフォンなど、今後発売するとみられるモデルにOne UIインターフェースを搭載すると予告していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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