Googleのビデオチャットツールが、2019年中に一部のユーザーに対して終了する。
同社のコラボレーションツール「G Suite」のユーザーに対して、「Googleハングアウト」が10月以降正式に終了し、チームコミュニケーションの次世代ツールである「Hangouts Chat」と「Hangouts Meet」に移行する。G Suiteのブログの投稿で発表された。個人の一般ユーザーは引き続き従来のGoogleハングアウトを使用できるが、それも2020年までとなる可能性があるとの報道もあった。
4月16日より、従来(クラシック)のハングアウトを利用しているG Suiteドメインでは、オンラインもしくはスマートフォンのアプリを通じてHangouts Chatを利用できるようになる。ユーザーは10月より前の好きな段階で、従来のHangoutsを無効にすることもできる。管理コンソールのGoogleハングアウトの設定ページの名称は、Hangouts Meetに変更される。ブログの投稿では、4月から9月の間にHangouts ChatとHangouts Meetへの移行が推奨されている。
Googleは2018年11月、Hangoutsの提供を2020年に終了すると報じられた。2017年には、同社はHangoutsを「進化」させており、ビデオ会議機能のHangouts Meet と、職場向けのコラボレーションプラットフォーム「Slack」の競合ツールであるメッセージングプラットフォームのHangouts Chatに焦点を絞ると述べていた。
Googleハングアウトが2020年にすべてのユーザーに対して終了となるのか、Googleにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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