Appleは高齢者が「Apple Watch」を購入する際に補助金を得られるように、少なくとも3社のメディケアプラン提供元と交渉しているという。CNBCが米国時間1月16日に報じた。高齢者がApple Watchをヘルストラッカーとして使えるようにするためだという。
メディケアは米国政府が管轄する高齢者向け医療保険制度。民間の健康保険会社が政府から支払いを受けて高齢者にサービスを提供することもある。1900万人の高齢者が加入している「Medicare Advantage」プランもその1つだと、CNBCは報じた。
「Apple Watch Series 3」の価格は279ドル(日本では税別3万1800円)からとなっている。「Apple Watch Series 4」の価格は399ドル(同4万5800円)からで、転倒検知機能のほか、米国では心拍の異常について装着者に警告する心電図(EKG)機能も提供されている。これらの機能は特に高齢者に恩恵をもたらす可能性がある。
この問題に詳しい人物らはCNBCに対し、正式な合意はなされていないと語っている。Appleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」