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アマゾンとグーグル、「CES 2019」を制したのはどっち?--米CNET記者が対談 - (page 3)

Richard Nieva Ben Fox Rubin (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2019年01月18日 07時30分
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Nieva Googleのマーケティング戦略も見せかけだけではありませんでしたよ。彼らは、これまでに考え出した中で最も魅力的と思える、Googleアシスタント向け機能を発表しました。会話をリアルタイムで翻訳する通訳モードです。その狙いは、照明を点灯する以上の機能を提供することにあります。エンジニアリングと自然言語を組み合わせた興味深いプロジェクトだと思います。それとは別に、Googleはパートナー企業が開発したハードウェアもいくつか発表しました。レノボの「Smart Clock」(「Echo Spot」と非常によく似ている)やKitchenAidのスマートディスプレイなどです。SonosのスピーカやKitchenAidの「Smart Oven+」など、CESで披露された製品のいくつかは両方のアシスタントと連携することも注目に値しますね。こうしたトレンドは今後も続くでしょう。

Rubin ほかの企業にも目を向けてみましょうか。私はAppleが今回のCESで注目を集めたことにも驚きました。大抵、AppleはCESに参加するには「クールすぎ」ますからね。プライバシーを重視していることを強調する大きな広告を出して、ほかのテクノロジ企業に一撃を加えていましたね。他社がプライバシーをあまり重視していないことをほのめかして。さらに、LGやVIZIOなどが「AirPlay」や「HomeKit」技術を利用できるようにし、サムスンの新しいスマートテレビで「iTunes」が利用できるようになることも発表しました。

Appleの広告
Appleの広告。「あなたのiPhoneで起こることは、あなたのiPhoneにとどまる」と書かれている
提供:James Martin/CNET

Nieva ええ。出展していないのに、Appleの存在感はすごかったですね。あの広告はとてもうまかったと思います。サムスンも自社のデジタルアシスタント「Bixby」に注目が集まるように、Bixbyを自社のテレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコン、スマートフォン、スピーカに組み入れる取り組みを宣伝していましたね。それに加えて、ユーザーが自分の健康状態を追跡できるよう支援する「Bot Care」など、4種類の新型ロボットも披露しました。さらに、CESの終盤では、多くのCES来場者の頭から離れないように、「Galaxy S10」とうわさされる次期スマートフォンの発表日も明かしました。

Rubin サムスンは確かにCESで期待を上回ったと思います。ですが、われわれの予想通り、勝ち残ったのはやはりGoogleとAmazonでしょう。

Nieva その通りです。GoogleとAmazonがいつまでCESにこれほど多くのリソースを投じることにするのかは誰にも分かりませんが、現時点では、いずれもCESにその価値があると考えているようですね。

Rubin そうですね。それでは、Richard(Nieva記者)から見て、最終的にCESで勝利を収めたのはGoogleとAmazonのどちらだったと思いますか?

Nieva 今回はGoogleの勝ちだと思います。彼らがとにかく総力を挙げて取り組もうとしていたことだけが理由かもしれませんが。Googleが多額の資金を投じたことは間違いないでしょう。来年はAmazonが勝つかもしれません。

Rubin いいでしょう。2019年はGoogleの勝ちということで。それでは、この熾烈な戦いを今後も繰り広げていくために、両社が2019年に何をしていくのか見守っていきましょう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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