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ホンダのビジネスジェット「HondaJet」が日本初導入--千葉功太郎氏やホリエモンが共同購入

西中悠基 (編集部)2018年12月20日 16時54分
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日本初導入となったHondaJetの新型機、HondaJet Elite

日本初導入となったHondaJetの新型機、HondaJet Elite

 東京都の羽田空港にて12月20日、ビジネスジェット「HondaJet Elite」のファーストデリバリーセレモニーが開催された。

HondaJet Elite ファーストデリバリーセレモニー
HondaJet Elite ファーストデリバリーセレモニー

 HondaJet Eliteは、本田技研工業の子会社、ホンダエアクラフトカンパニーが製造する7人乗りのビジネスジェット。2015年から運用されているHondaJetシリーズの新型機で、4万3000フィート(約13000メートル)の高度を422ノット(時速約780キロ)で飛ぶことができる。航続距離は1437マイル(約2600キロメートル)で、東京から直線距離で北京、台北までをカバーする。HondaJetはすでに世界で100機が運用されているが、日本では今回が初導入となる。

 セレモニーではまず、日本初導入となるHondaJetについて、国土交通省航空局からホンダに対し、型式証明書が授与された。今回の型式証明は、ホンダエアクラフトカンパニーが単独で取得したという。航空産業に新規参入した企業が他社と協業せずに証明を取得したことについて、本田技研工業常務執行役員兼ホンダエアクラフトカンパニー取締役社長の藤野道格氏は、「世界の航空機産業や日本の産業全体にとって、大変に意義があること」だと語った。また、国土交通省航空局長の蝦名邦晴氏はHondaJetに対し「さまざまな工夫が施された、快適な機体になっていると認識している」とコメントし、HondaJetシリーズの国内販売開始により、ビジネスジェット市場が活性化することを期待した。

 続いて、この日本初号機を購入したオーナーが発表された。購入したのは、ドローン特化型ファンドの「DroneFund」を主催する個人投資家の千葉功太郎氏、民間ロケット打ち上げや宇宙開発を手掛ける堀江貴文氏、グリーの取締役などを務める山岸広太郎氏で、3人が1機を共同所有する。セレモニーに登壇した千葉氏は、共同所有する理由を「ジェネラルアビエーション(民間航空事業者以外の個人航空分野)ライフスタイルの発信や、インフルエンサーとなる仲間を増やす」ことだと語った。

HondaJet日本初号機の共同オーナーの1人となった千葉功太郎氏
HondaJet日本初号機の共同オーナーの1人となった千葉功太郎氏

 「空飛ぶ車」の実現を目指し、ドローンやエアモビリティ分野への投資を進めている千葉氏。「日本の空をオープン化し、日本のビジネスマンがビジネスジェットを使う社会を作りたい」とし、都市間移動はHondaJetを初めとするジェネラルアビエーションで、地域内や近距離は空飛ぶ車で移動するといった、新しい社会交通インフラを2029年までに作り上げることが夢だと語った。

千葉氏が目標に掲げるエアモビリティ社会。都市間はHondaJetのようなジェネラルアビエーションで移動し、地域内・近距離は「空飛ぶ車」で移動する「アーバン&ローカルモビリティ」。2029年を目処に実現したいとしている
千葉氏が目標に掲げるエアモビリティ社会。都市間はHondaJetのようなジェネラルアビエーションで移動し、地域内・近距離は「空飛ぶ車」で移動する「アーバン&ローカルモビリティ」。2029年を目処に実現したいとしている

 千葉氏がHondaJetの購入を決めたきっかけは、「テレビCMを見たこと」だったという。藤野氏は、ビジネスジェットが普及している米国でも、CMを見て購入を決めた顧客は少ないと述べ、「世界でもっとも進んだことをやっているのかもしれない」とコメント。このHondaJetを販売し、「新しいモビリティ社会の実現や、新たなビジネススタンダードの確率を目指したい」と述べた。

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