英コーヒーチェーンのCostaは、利用客にリユーザブルカップで決済をしてもらいたいようだ。環境保全に貢献でき、より早く飲み物を入手でき、そしておそらくこれまで以上に得意客になれるだろう。
Costaは、クレジットカードや決済サービスを提供するBarclaycardの非接触型決済チップが取り付けられている「Clever Cup」を発売した。現地時間11月28日に両社が発表した。
14.99ポンド(約2200円)のこのカップは、Barclayの「bPay」アプリを使ってチャージできるという。
カップに取り付けられているチップは、Costa以外でもbPay決済に対応した場所で使えるようになっている。カップの底部はシリコン製で、チップは取り外すことができるので、カップを洗うことができる。
「われわれが訴求したいのはテクノロジに精通している利用客で、環境に優しい行いの促進と推進に役立ててもらいたい」「Costaでは以前から、リユーザブルカップを使用している来店客に対して、全店舗で温かい飲み物を25ペンス(約36円)割引きで提供している。この革新的なClever Cupが、リユーザブルカップの利用を増やすうえでさらなる動機付けになることを期待している」と、CostaのマネージングディレクターのJason Cotta氏は声明で述べた。
革新的な決済方法とコーヒーは相性が良いようだ。Starbucksが2010年に提供を開始した決済アプリは、Apple PayやGoogle Pay、Samsung Payを抑えてユーザー数が最も多いモバイル決済だと5月に報じられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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