Appleが9月に「Apple Watch Series 4」を発表した際、目玉機能の1つとしていた心電図センサは、現在ベータ版を公開中の「WatchOS 5.1.2」でサポートされるようだ。
MacRumorsは、Appleが作成した店員向けの研修用文書を入手したと報じており、その中で、心電図センサのデータを活用するために必要なアプリが、11月にベータ版になった次回更新のOSに入ることが示唆されているという。この機能は当初、米国内でのみ展開される予定だ。
さらにこの研修用文書には、実際のデータ収集にはiPhoneとのペアリングが必要で、この機能は現在ベータ版で次回更新予定の「iOS 12.1.1」に搭載されるとの記述があるという。心電図機能を用いるには、「iPhone 5S」以降の端末が必要になるとされる。
MacRumorsによると、この文書には、Apple Storeの販売員は購入を検討する顧客に対し、このアプリが「診断機器としての使用や、従来の診断手法を置き換えることを意図したものではない」点や、「病状の観察や追跡に使うべきではなく、使用中の薬を変更する際はまず医者に相談するべきである」点を、注意しなければならないと書かれているという。
Appleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス