FacebookとInstagramの接続障害、原因は「サーバの設定」

Queenie Wong (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年11月22日 13時04分

 米国時間11月20日、米国などでFacebookとInstagramの一部のユーザーが数時間にわたってアクセスできなくなるという障害が発生した。Facebookでは12日にもアクセス障害が発生しており、前回は「定期検査」が原因だとしていた。

Facebookの最高経営責任者(CEO)、Mark Zuckerberg氏
Facebookの最高経営責任者(CEO)、Mark Zuckerberg氏
提供:James Martin/CNET

 今回のアクセス障害について、同社は「サーバの設定が原因で、世界中ですべてのアプリに断続的な問題が発生した」と述べた。

 「現在は全ユーザーが何も問題なく利用できる状態に戻っている。この件で不便をかけたことをお詫びする」と、同社の広報担当者は20日の午後4時前に声明で述べた。

 接続障害などを追跡するウェブサイトDowndetector.comによると、Facebookのユーザーは米国太平洋時間11月20日午前4時41分ごろから障害を報告し始めている。同ウェブサイトによると、アクセス障害は米国東海岸を中心に、南米や欧州、アジアの一部で発生した。この障害により、ブラックフライデー(米国における感謝祭翌日の金曜日)に先だってFacebookやInstagramに広告を打つことができなかったという報告も企業から出ていた。

Downdetector.com
Downdetector.comの障害マップ(障害発生時)
提供:Downdetector.com

 20日、多くのユーザーがTwitterで「#FacebookDown」(Facebookがダウン)や「#InstagramDown」(Instagramがダウン)といったハッシュタグを付けて、アクセス障害について不満を述べた。Facebookも同社のTwitterのアカウントで、問題の解決に取り組んでいることをユーザーに知らせていた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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